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2018年9月1日土曜日

英語トレーニングで上達のために実際何をやっているか

あー、ども。
博多の積乱雲こと、田中十督です。

友達からの催促で、毎日の英語TRはどんな風にやっているか教えて欲しいということなので、一応書き留めておきます。

前提条件としては、
1. 多読多聴を生活の中に入れて置くこと
2. 時間を作るために依存してる行動や行為を間引きすること
3. 良い方法を常にadjust & coordinateし続けること。
4. 自分に一番あった方法を見つけたらメモして覚えておき、それをすぐに自分のTRに取り入れること。また、不要だと思った方法は即座にばっさり捨て去る断捨離力も大事。
5. 早読み、ディクテーション、はしない。無意味。
6. シャドーイングの仕方は正しく取り組む。

7. 効果的な音読じゃないとやっても意味がない。
8. 発音はフォニックスを徹底してやって、綺麗になるまで練習すること。
9. 録音して自分のミスを確認する作業をTRに含めること。
10. 厳しいことを言ってくれる先生がいるところに通うこと。
→オンライン英会話、セミナー、ワークショップは、優しく接してくれる分、自分の欠点を指摘してもらえないから、気持ちよくなって終り、というパターンサイクルに終始してしまう危険性あり。


まあ、10個も気をつけなきゃいけないことがあるのか、ってのがうんざりなんだろうけれども、そこはみなさん、大人だろうから、それぞれで頑張っていただく、として、あとはアトランダムに書いて見るので、気になったやつを、ふむふむと思って気にしていただければお役に立てるかもしれないな、なんて。

家の中はとにかく可能な限り英語環境に。
聴く、聞かない、ではなく、家に帰ってきたら、iTunesのPodcastで、CNN、BBC、ABC、Oxford Universityのlectureなどを流す。とにかく流す。

ドラマや映画をみる。→Netflixは本当におすすめ。
お気に入りのやつを何度も見るのが良い。日本語字幕でみて、内容をきちんと把握して、お話の筋がきちんと追える状態からの、英語字幕。英語字幕で、気になった表現はその場でどんどんノートに書き取ってその場で発音。
→20代、30代前半までにやっていたTRの一環としては、メリーポピンズとラストエンペラーを何百回も観て、それをノートに書き取ってた。あと、BBCのMonty Pythonってコメディ全シーズンと、Fawlty Towersっていうシットコム。思えばそれが基礎になってるかも。

気になった表現や語彙をどんどんメモ。
片っ端から忘れてはまたメモ、また忘れる、の繰り返し。どんどん覚えてどんどん忘れる流れを作る。単語は出し入れしないと使えないし忘れてしまう。大量に入れて、どんどん忘れて、また入れ続ける、という状態が一番自然で正しいやり方。

英語の記事や本をどんどん読む。
とにかく読む。TIMEもどんどん読むこと。新聞もどんどん読む。日本語のニュースも英語で読むとあとで和訳の答え合わせみたいな感じでYahoo!ニュース見ればいいし。単語も似たような単語が出てくるから覚えちゃう。

日本人が作った英文からはできるだけ距離を置く。単語帳なども使うんだけれど、一文ごとの例文しか載っていない単語帳は使わず、まとまった文章記事が載っているものを使用。それをシャドーイング、書き取りまで。速読速聴英単語Coreシリーズはまじで最高傑作じゃないか、と思えるくらい良い単語帳。

英英辞典で意味を引く癖。
ライン辞書ならオススメは、Cambridge Dictionary、発音が英米両方確認できる。そのあと、ウェブリオのページで確認する、までやると良い。

意味がわからなかったら日本語をしょっちゅう見る癖。
日本語訳を見ることは良いこと。日本語訳を見るのは邪道、という意見は無視する。

車の中での移動中は全部英語TRに切り替える。
また、暇な時は家にいないで、ドライブがてら隣県にいき、その往復道中にて、長めの講演、講義、スピーチなどを英語でシャドーイングする旅にでる。これぞ本当の「車道イング」。

良質のインプットはネイティブが触れているものから。
多読、多聴の効能を議論してる暇があるなら、やったもん勝ち。批判してる人は、やったことがないから効果を実感できていない人たち。可哀想だけれど、その人たちの意見を聞いていても英語は伸びない。

発音はよくないとまずい、ということに気づくこと。
発音が悪い人はとにかくお金を払ってでも矯正してもらった方が絶対に良い。リスニング能力が劇的に変化するのと、聞こえてくる英語がそもそも違う。発音が悪いままだと、聞き取りや話すことにも影響が甚大に及ぶ。

SNSをとにかく辞める。
携帯の通知を切る。アプリを携帯から消す。見る時間を夜1時間とかにする。いいね、シェア、などの反応をしない。

また思いついたら書きます。

2018年8月7日火曜日

人の話をちゃんと聞きなさい。

英語のフォニックスTRについて。最近のTRの備忘録。

発音するときに大事だと思うことを書くと、、、
・力を抜く。(テニス的脱力発話をイメージ)
・英語発話の筋肉が日本語発話のそれとは違うので訓練が必要。
・口の筋肉が弱いとネイティブ発音に近づけない。
・音を全然聞いてないので、丁寧に細かくきちんと聞く。
・語尾の子音が弱になるところは注意が必要。
→ t / d / l / n / g

・綴りの真ん中に挟まるt の音のラ行化・弱化(消本化)
・やたら無意味にrを発音に入れるのをやめる。
・thはザ行ではなく、どちらかと言えばダ行に近い。
・音が聞こえていなくても、舌の位置はきちんとポジショニングしてる。

→自分の音声を録音したときに、ミスを分析する姿勢がとても甘い時があって、なんとなく自分の発音はネイティブっぽくなってる、と思い込んでしまうサバイバル英語型になっちゃうケースはよく出くわすパターン。

→やたらrを入れたがる人の発音は、母音のアとエとオの音が濁って聞こえてしまうことになる。やめた方がいい。

→きちんと音を聞く、っていうのは、単語を追うことじゃないので、音をキチンと聞くリスニングと、中身を把握するリスニングは分けて訓練すべき。

→音の仕込みをサボったままシャドーイングをしても、効果があまり見込めないので時間が無駄になる。丁寧に音を拾う訓練をすべき。スクリプトを見ながら、どこが弾く音で、どこが消音化して、どこがリエゾンになってくっついているのか、ベースになる聞き取りフォームが身につかないと、スキルが伸びない。

→口を大きく開けること、口を横に開くこと、ネイティブの音真似をしょっちゅうし続けること、はとても大事。

→「どうせネイティブじゃないんだから」「カタカナ発音でも内容がしっかりとしていれば英語は通じる」「音声面にこだわりすぎると躊躇が高まって英語が出てこなくなる」という訳のわからない言い訳を自分にした時点で、発音の伸びは止まってしまう。恐ろしい思い込み!

→日本人のマンドセットは、自信がない、不安、自分はできない、という3つの思い込みのピットフォールが成長や伸びの足を引っ張っていることがあるので、以下の点に注意が必要。
・英語で話すのは恥ずかしい→日本語で話すのも恥ずかしいはず。
・英語の発音に自信がない→できない、という思い込みは英語力に関係がない。
・ネイティブみたいに流暢に話せない→流暢に話せるまでの訓練をしないから。
・リーディングはできるけど、スピーキング・リスニングが苦手→4技能は全てがリンクしたスキルなので、これはあり得ない。これが正しいのであれば、リーディング力もそんなに高くない(はず)。逆にリーディングができているのであれば、スピーキングと多聴をどんどんすべき。

→英語=お勉強、ではなくて、英語=一つのスキル、と捉え直すべき。スポーツをする際は、慣れること、道具を揃えること、ルールを覚えること、仲間を見つけること、の4つが継続の条件になる訳だけれども、英語を慣れること、仲間を見つけることを一切しないで、ルールブックばっかり見てて、プレーは一切しないから、慣れもしない、という状況に陥ってるのが、英語がうまくいってない日本人の姿なんじゃないかしら、と。

今日はこんなもんで一つ。
夏休みはまめに更新します。


2018年1月10日水曜日

解剖教室:Oprah's Speech @Golden Globe Award

http://www.harpersbazaar.com/culture/film-tv/a14551183/oprah-winfrey-golden-globes-speech-transcript/
「人の英語聞いてると、つい、構文追っちゃうよね。」って、親友と苦笑いしてしまうジューゴーなのですが、僕も親友も完全にKHシンドロームでして、KHシステムをやりこみまくると、単語とか文法とかじゃなくて、構文を聞く耳になってしまうという。

お気をつけて。

KHシンドロームといえば、スピーチを聞くと、スクリプトが読みたくなる、スクリプトを読むと、構造を分解したくなる、もう病気です!

で、やりました笑。Oprah Winfreyのゴールデングローブ賞の受賞スピーチ。

全部で7つのパラグラフ(段落)で構成されていて、これをさらに大雑把にぶった切ると、3つの部分で構成されています。

【導入パート】
1.前置き。落語なら枕の部分。幼少期にGG賞授賞式をテレビで見ていた時に、Sydney Poitierが黒人男性初の受賞を成し遂げて、感動したエピソード。オーディエンスを惹きつける。

2. 本題。受賞の謝意。デニススワンソンやクインシージョーンズに過去のお礼や謝意を述べる。

【主題パート】
3. 主張。
what I know for sure is that speaking your truth is the most powerful tool we all have. ”の部分。

4. 主張の説明・詳細
ここの部分ですね。この文章の後に、女性への深いリスペクトが示される言葉が添えられます。It's one that transcends any culture, geography, race, religion, politics, or workplace. So I want tonight to express gratitude to all the women who have endured years of abuse and assault because they, like my mother, had children to feed and bills to pay and dreams to pursue. 

5. Anecdoteの挿入
過去に悲惨な最期を遂げた黒人女性の事件を引き、その事件の調査に当たった人こそが、公民権運動の象徴的な存在であるRosa Parksだったことが明かされるクライマックスの部分です。
エピソードがchronicalに述べられた後、この文章で、ビシッと閉めます。
For too long, women have not been heard or believed if they dare speak the truth to the power of those men. But their time is up. Their time is up.
But以下が主張の部分ですが、その前がないと、なんのことかわからないので、入れました。お含みおきください。

6. 5の詳細を述べた箇所。
it's here with every woman who chooses to say, "Me too." And every man -- every man who chooses to listen.
この部分で、聴衆の感情が一気に揺さぶられるのが画面越しに伝わってきます。まさにinspring momentsです。

【締めパート】
7. 結論とClosing
In my career, what I've always tried my best to do, whether on television or through film, is to say something about how men and women really behave.
この部分をさらにだめ押しする形で次の言葉が続きます。
 but the one quality all of them seem to share is an ability to maintain hope for a brighter morning, even during our darkest nights. 

まさに締めにふさわしい美しい修辞による締め。聴衆の拍手とスタンディングオベーションが雪崩を打ちます。素晴らしく胸震える瞬間です。

やっぱり構造を見ていくと、スピーチとレトリックってつくづく面白いんだよな、と改めて感慨を深めた次第です。自分は本当にpreachingを聞いたり、public speechが好きなんだな、と思うと、教会で牧師先生の説教を毎週聞いていた過去が体に染み付いているんだな、と思います。

これ、このまま置いておくのは勿体ないですね。これを構造スクリプトに落とし込んで、大和言葉シート作って、トレーニングして、スピーチによる授業作って、グループワークで女性の人権に関する歴史を探る授業作って、グループでプレゼンして、関連記事読んで、ってやりたいです。

やろうかな。良いかも。「女性の人権」に関する授業、倫理や道徳、社会学、歴史、宗教、風呂敷を広げまくれるかもしれない。生物学とかもね。

やろうかな。

オプラウィンフリーのスピーチ

オプラウィンフリーがゴールデングローブ賞の受賞スピーチをしましたね。素晴らしい歴史的なスピーチだったと言って良いと思います。ぜひ動画をご覧ください。素晴らしいです。

スクリプトはここです。
http://edition.cnn.com/2018/01/08/entertainment/oprah-globes-speech-transcript/index.html

メリル・ストリープが、オプラこそが時期大統領候補にふさわしいとワシントンポストの記者に公言しました。記事はここです。https://www.washingtonpost.com/news/business/wp/2018/01/08/meryl-streep-just-endorsed-an-oprah-winfrey-presidential-run/?tid=ss_fb-bottom&utm_term=.553ba6ae16bc

説明とか、何もいらないです。
体いっぱいに感じてください。
素晴らしい内容です。

2018年1月8日月曜日

どんな英語も、英語は英語、ということで、一つ。

https://www.netflix.com/watch/80171759?trackId=14170286&tctx=1%2C0%2C5ed1dcd4-4ee1-407a-9684-5a479ed36f57-22759791

今日はお気に入りのDave Chappelleの standup comedy showを観ました。大好きなコメディアンです。

言葉は悪い言葉ばかりで、下品で差別的なことも言いますが、彼の知性と機知は舌を巻きます。頭がいいです。

黒人の人のアクセントやスラングを聞くのも楽しみの一つでして、落語の下町ベラんメェの江戸弁を聞く楽しみにも似たような、何とも言えない、下品極まりないジョークや言葉遣いを聞くのがたまらなく楽しいです。

オーセンティックな生素材を聴き始めて15年目、そして、常に北米メディアものが中心でした。若い頃は、モンティパイソンとフォールティタワーズが教材だった。

ここ4、5年、Dave Chappelleにハマってから、ずっと聞いています。

これは、、、、、、、、

おすすめじゃ、ありません笑。個人の判断で聞く、聞かないは決めてください笑。

お勉強とか、試験とか、資格とか、ビジネス、みたいなことばかり勉強してると、行間を埋める表現とか、言葉の間合いとか、妙とか、わからなくなるんです。

だから、テレビドラマや映画も、洋楽も、全部大事な教材になりうるんですね。

第一、英語を使う、って考えた時、日本の教材CDみたいな音声、一つもないんですから。全部ノイズやら、変な間合いやらがあるのが当たり前でして。発音もアクセントも、最大公約数的なまとまりはあるにはあるけれど、必要最低限でして、州によっても、人種によっても、社会的階層によっても言葉が違う。

現代版マイフェアレディを地でいく世界。だからいろんなものを聞いたり観たりした方がいいですね。偏らない方がいい。

皆さんも、気になる海外ドラマ、英語字幕で観て観ませんか?
おすすめです。日本語でまず観て、頭に内容を叩き込んでから、2回目以降、英語字幕で見るんです。そして、4回目とかから、字幕なしで見る、と。

同じ1本の作品を延々と繰り返して見るのがいいですね。
90分とかで終わる映画とか、おすすめです。

今日はこの辺で一つ。

2018年1月7日日曜日

グータラListening: ダラ聞き考

#1 CNN podcast: Anderson Cooper 360°
#2 CNN podcast: The Lead by Jake Tapper

→連日、トランプの暴露本の話と、反論の応酬合戦。

そろそろ飽きてきた感じもあるけれど、ジャーナリズムって本来、蛇のようにしつこくないと駄目なんだな、って改めて思いました。官僚や政治家から、鼻であしらわれたりして食い下がれないようではこの仕事は務まらないよね、と。

→細部の聞き取りはフォニックスが不十分だと聞き取れないので、きちんと綺麗な発音で読む練習をするべき。

細かく細部まで聞き取ろうとしなくても、細部がきちんと聞こえるまで聞き取りを高めてみると、文脈で判断といっても、そもそも音が取れないとどうしようもないよね、と思い立つ。

→英語の発音はカタカナでいい、なんてことは絶対にない。英語の発音が良いに越したことがないのは、speakingの時に、"Sorry?"って聞き返されてしまうからと、相手が何言ってるか、キャッチできないから。
絶対に「カタカナ発音で良い」っていうのは間違い。できるだけネイティブと同じような発音ができるまで練習すべきだし、同じように発音できなくても、近づけるように努力はすべき。コンテクストで前後から語彙の意味を判断、なんて言う人いるけれど、限界あります。無理。

→英検1級やTOEIC990点を馬鹿にしたり、批判したりする人がいますが、無視した方が良いです。
これらの資格獲得は英語力の有無に関係がない、といいますが、違います。語彙やリスニング力、文法力の基本ラインが完璧でないと、これらの資格取得は絶対に不可能だからです。これらの資格を取ったからといって、安心はできないよ、という意味であって、英検1級は、特に米国の教養人が読む雑誌や新聞を読む際の語彙獲得には最適の動機付けになり得ます。

#Oxford Reading Tree のCDで同時通訳の練習
同通トレの教材が難しすぎたらいけないよね、と思いつつ、実験のつもりで、多読用の絵本についてるCDで日本語戻しの練習を開始してみる。レベル2から。じっくり聞いて、しっかりと日本語で訳出して行く練習をしていきたいです。

2018年1月5日金曜日

即断、即決、即修造。

今日の修造カレンダーにこう書いてあって、テニスは即断即決の連続、優柔不断とサヨナラしよう!と書いてあった。

修造先生、力強い!笑

タイトルと中身は関係ないです笑。修造さんがすげーと思ってこれにしただけ笑。

今日は細かい語彙系じゃなくて、英語を話すときのズバズバ感について、気づいたことをメモっときます。

#1 Anderson Cooper 360°
→トランプ大統領の元側近たちが語った暴露本が出るとかなんとかで、その話で持ちきり。みんな言いたい放題笑。
大統領側の人は、あんな嘘っぱちの名誉毀損はない、と言い切るし、暴露本推しの人は、あんなtoxicな大統領はいない、って言うしね笑。もう水掛け論、お冷掛け論、まさに、ウォーターゲート笑、あーコリャコリャ笑。

→金正恩が俺の机の上に核のボタンが置いてある、と言えば、もっとすごいのが俺の机の上にもある、ってツイートして応酬、子供だ、子供だ、と。めちゃくちゃだよね、この大統領も。面白いです笑。


*"Yeah, there are two things we should make certain of.
First of all, I could say this, that is,......"
まず、言うべきことを相手にはっきりと、2個ある、3個ある、1個はっきりさせときたい、と言う具合に、話すことを整理した上で、順序立ててきちんと話す、と言うのが英語で話をするときのコミュニケーションの基本で、毎回必ず話す内容が頭で整理されているので、聞き手も混乱がない。

これは話が説得力がある・なし、嘘がある・なし、良い話・悪い話、と言う二項対立概念は関係がなく、ニュートラルな方程式のようなものです。

英語話者は、話すときに、「何を話すのか」「結論は何か」「それには幾つのステップがあるのか」などをはっきりと明示してから話をする、と言う側面があります。

日本人だと、オチがあるか、ないか、って話なのですが、そうでなくても、延々とそれっぽい情緒に訴える話して、お話のオチがなくても、はい!おしまい!ってなってしまうこと、ありますよね、聞いてる方は、アラー?だって笑。

英語にはそれがないです。クリアカット。すっきりはっきり系。
え?って顔されるのは、話の着地点、結論がきちんと決まってない話の時。ネイティブはズバズバと物を言う、って言う偏見はここにも起因するのかもしれないですけれど、ズバズバ言うわけではなくて、無駄を削ぎ落として、言いたいことを整理し尽くした結果、単刀直入にズバっときてるような印象になることがある、ってだけなんですね。

同じことを日本語でやる人もいますね。でも、英語でも日本語でも、そう言うズバズバ言う行為は、人が言われてるのを聞いてるのは小気味いいのですけれど、自分に矛先が向くと不快になりますから、誰も望まない。それで、忌避されちゃう。

代わりに、クッションみたいな表現が入りますよね。婉曲表現。遠回しに言う表現ですね。

日本語はクッションだらけで、どこがお話のコアなのかをお互いに忖度し合う言語ですね、家父長制の中で言葉が培われてきてるから、親方様や殿に、ズバズバ物を言えないし、言ったら、都度、腹を切らなくちゃ行けなくなっちゃう笑。アラー、なわけです笑。

だから、お茶を濁す、って表現もあるくらいで。はぐらかす、ってことですよね。「ご想像にお任せします」って言葉くらい、日本語らしい表現もないけれど、これこそが、日本語が日本語たることを体現してる言葉だし、「あとはあなたが考えてね」ってことですよね。

とっちらかってきた笑。ごめんなさい。

まず何を話すか、幾つの課程を経て結論に行くか、って注意して日本語で話をするようにするといいですよね。

そして、頭が真っ白なのに話始めると事故率高まるので、間を置いて、待つ、そして整理してから話始める、と言うことも大事ですね。

オバマとか、クリントン大統領(旦那の方ね)がスピーチがうまい、と言われるのは、この辺の整理が天才で、しかも落とし所がきちんと心にジーンと来るところに持って来るんですよね。それがすごいうまいんです。

今日はこの辺で一つ。

発音がきちんとしてないと、聞き取りも話も厳しいですよー、って書きたかったんだけど、いつも話題てんこ盛りな方へ耳が行っちゃって、なかなか書けません。書いてよ、ってDMきたら、即書きます笑。

*toxicity:トランプが害そのもの、ってこの単語を使って言われてました。かわいそうに。。。