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2018年8月7日火曜日

人の話をちゃんと聞きなさい。

英語のフォニックスTRについて。最近のTRの備忘録。

発音するときに大事だと思うことを書くと、、、
・力を抜く。(テニス的脱力発話をイメージ)
・英語発話の筋肉が日本語発話のそれとは違うので訓練が必要。
・口の筋肉が弱いとネイティブ発音に近づけない。
・音を全然聞いてないので、丁寧に細かくきちんと聞く。
・語尾の子音が弱になるところは注意が必要。
→ t / d / l / n / g

・綴りの真ん中に挟まるt の音のラ行化・弱化(消本化)
・やたら無意味にrを発音に入れるのをやめる。
・thはザ行ではなく、どちらかと言えばダ行に近い。
・音が聞こえていなくても、舌の位置はきちんとポジショニングしてる。

→自分の音声を録音したときに、ミスを分析する姿勢がとても甘い時があって、なんとなく自分の発音はネイティブっぽくなってる、と思い込んでしまうサバイバル英語型になっちゃうケースはよく出くわすパターン。

→やたらrを入れたがる人の発音は、母音のアとエとオの音が濁って聞こえてしまうことになる。やめた方がいい。

→きちんと音を聞く、っていうのは、単語を追うことじゃないので、音をキチンと聞くリスニングと、中身を把握するリスニングは分けて訓練すべき。

→音の仕込みをサボったままシャドーイングをしても、効果があまり見込めないので時間が無駄になる。丁寧に音を拾う訓練をすべき。スクリプトを見ながら、どこが弾く音で、どこが消音化して、どこがリエゾンになってくっついているのか、ベースになる聞き取りフォームが身につかないと、スキルが伸びない。

→口を大きく開けること、口を横に開くこと、ネイティブの音真似をしょっちゅうし続けること、はとても大事。

→「どうせネイティブじゃないんだから」「カタカナ発音でも内容がしっかりとしていれば英語は通じる」「音声面にこだわりすぎると躊躇が高まって英語が出てこなくなる」という訳のわからない言い訳を自分にした時点で、発音の伸びは止まってしまう。恐ろしい思い込み!

→日本人のマンドセットは、自信がない、不安、自分はできない、という3つの思い込みのピットフォールが成長や伸びの足を引っ張っていることがあるので、以下の点に注意が必要。
・英語で話すのは恥ずかしい→日本語で話すのも恥ずかしいはず。
・英語の発音に自信がない→できない、という思い込みは英語力に関係がない。
・ネイティブみたいに流暢に話せない→流暢に話せるまでの訓練をしないから。
・リーディングはできるけど、スピーキング・リスニングが苦手→4技能は全てがリンクしたスキルなので、これはあり得ない。これが正しいのであれば、リーディング力もそんなに高くない(はず)。逆にリーディングができているのであれば、スピーキングと多聴をどんどんすべき。

→英語=お勉強、ではなくて、英語=一つのスキル、と捉え直すべき。スポーツをする際は、慣れること、道具を揃えること、ルールを覚えること、仲間を見つけること、の4つが継続の条件になる訳だけれども、英語を慣れること、仲間を見つけることを一切しないで、ルールブックばっかり見てて、プレーは一切しないから、慣れもしない、という状況に陥ってるのが、英語がうまくいってない日本人の姿なんじゃないかしら、と。

今日はこんなもんで一つ。
夏休みはまめに更新します。